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美しき祝祭の散歩道 感想等ログ




『完結おめでとうございます!』縷紅 2006/04/05/01:34:06

空さま、こんばんは。

ようやく最後まで読ませていただきました。
まずは、完結おめでとうございます!
陽子に対するたくさんの人の愛情が、桜の花として見事に花開いていく様子を、美しく書き上げてほのぼのとした素敵なお話でした。
最初と最後の、うふふ、と微笑みたくなるような、ほんのり浩×陽風味のシーンもあって、浩陽好きの空さんらしいですね^^

ひこばえの話ですが、台木から出たヒコが継がれたソメイヨシノだというのはなんだか不思議で興味深い話です。もし差し支えなければ、出典を教えていただけませんか?

本当に植物のしぶとさには、時々驚かされます。
桜は枝を強く剪定しただけで枯れてしまうと良く言われますが、この間見た古いソメイヨシノの木は、大人でも抱えきれないくらいの太い幹がざっくりと断ち切られて、その木の先端にこれもある種のヒコでしょうが、細い枝がたくさん出て花を咲かせていました。

きっと落雷か何かで、折れてしまった木なのだろうなあと思ったのですが、その生命力の強さに、何か人ならぬものの強い力を感じます。昔の人はそういうところに、八百万の神を見たのかもしれませんね。

なんだか余談の方が長くなってしまいすみません。
桜祭りへのご参加、ありがとうございました!

『ご感想、ありがとうございました』空 2006/04/05/17:23:46

出典、必死に調べたのですが
迷子になりました。申し訳ございません。

空は色々な事情により、履歴を残しておりません。
ですので、正確に追いかけるのは不可能となりました。

どこかの、県の農業関係のHPからリンクで飛んで、
そこで、桜の生育に携わる人のブログのようなものがあって
そこに、日記のような形で、「発見した」的な表現でした。

ですから、出てきた芽はソメイヨシノだと思うのですが
どのように出てきたかは、読み取れませんでした。

空はほいほいとSSに使ってしまいましたが、
うそってことは無いと思うのですが、
まちがいだったらどうしようと、今更思っております。

韓国の方で、ソメイヨシノの原種があるという話も
別のHPでみつけたりして、諸説あるのだと、感心していたのです。

また、みつけたらお知らせします。

『ありがとうございます』縷紅 2006/04/05/17:50:17

こんにちは。
ああ、焦らせてしまったようですみませんでした。
研究論文ではないのですし、空想の世界ということで
どうぞ、あまりお気にないませんよう^^

私も、珍しいな〜と思っただけです。
お手数をおかけしました。どうもありがとうございます。
『完結お疲れ様でございました。』凛 2006/04/06/01:38:53

空様。終始心が明るくなるような、素敵なお話を有難うございました。

陽子の周りの人間が、陽子の為に奔走する。好きな人の為に奔走するのは、そんなに苦じゃないものですよね。
きっと、みんな、楽しんでソメイヨシノを探したのでしょう。
流れ流れて、壁落人へ。私あの人好きです。ああいう、常世で自分の生きる生き方と言うか術を見つけて生きていける人。
「なんで私がこんなめに」と、変にくさらず、「自分はそういう定めだった」という事を、すんなり受け入れられた人。
壁落人はこの手紙を書きながら何を思ったのでしょう。ソメイヨシノから郷愁とか感じたのだろうか。
ちょっとしんみりしつつも、それももう昔の事と柔らかく笑う彼が、空さんのお話の間から覗けたような気がしました。
更に、流れて、流れて、泰主従。泰主従がちゃんとツインセットだったのも幸せな気分になりました。
「ああ、驍宗無事なのね」そんな感じで。
「冬栄」の時のように、行って来いと泰麒を蓬莱に押し出す、驍宗が素敵です。
そして。なんと言っても最終話でしょうvvv
「手をかけて貰ってようやく咲ける事が出来た樹木」って陽子さん、奥ゆかしい。でも、そういう解釈もアリです。
いつでも自分一人で生きてはいないという事を肝に銘じる彼女、好きです。
ですが、それを聞いた後の浩瀚のなんとお優しい事。きっと浩瀚は、陽子の好きなソメイヨシノに興味を持って、その報告書を読み込み覚えていたんだろうなぁ〜。
ソメイヨシノが全国に広がっていったのは、確かその土着に根付き易い、とても強い樹木だから?では
ありませんでしたか?(私、園芸は全くの素人ですが、そんな記憶がある…。違っていたらごめんなさい)
空様のソメイヨシノの解説も読ませて頂き、ますますこの樹木の底力を感じます。

春なんですもの。生命が勢いづく華やかな季節。空さんからパワー頂いた、そんな気持ちです。

『ご感想、うれしいです!』空 2006/04/08/16:18:39

凛さまへ

 色々と、読み取っていただき恐縮です。

 壁先生がお好きと聞いてうれしくなりました。
 空は原作で、落ち着いた雰囲気を持つこの海客の知識人に
 とても、暖かくそして「帰れない」という切なさを
 感じておりました。

 それから、ソメイヨシノが強いかどうか、なのですが
 これは、病気には弱く、寿命は一般的には「木」としては短いそうなのですが、
 成長はえらく早いみたいです。
 1年で、枝だけで30センチぐらい伸びるそうです。
 はじめに、このSSを書いたときには、6話では10年経っていることにしたのですが、
 それでは、人の背丈ぐらいは簡単に伸びてしまいそうだったので
 あわてて、書き換えたりしたんです。

 最終話が良かったといっていただき、うれしい限りです。
 はじめに、ソメイヨシノを調べた時は、クローンでひ弱なイメージがあったのですが、
 調べ進んでいくうちに、けっこうしぶとい事がわかってきて、
 空としては、とてもうれしかったのです。

 その辺を読み取っていただき、本当にありがたいです。

 桜祭りに、感謝です。
『堪能させていただきました。』しましま 2006/04/10/19:24:56

空さまへ

何度読んでも読み返してしまう魅力を持った作品ですね。
しっとりとして甘く、奥の深い味わいのあるお話を拝見
出来てとても嬉しく思います。ありがとうございました。

陽子さんの、素直でいながら慎み深い性格を見事に表現
されていらっしゃる科白など彼女の魅力が伝わってきて
手助けしなきゃならない気持ちになってしまいそうです。

そんな陽子を陰ながら支えつつ、温かく成長を見守って
いる浩翰の人物描写の画き方に、空さまの二人に対する
暖かい眼差しと惜しみない祝福が透けて見えるようです。

いつまでも幸多かれと祈らずにいられない素敵なお話を
読ませていただけまして、私も「万歳!」しております。
『読んでいただけてうれしいです』空 2006/04/12/21:55:52

しましまさま

 慶国は永きにわたり、荒廃が続いたようですので
 本当に幸多かれと祈ってしまいます。

 過分なお言葉をいただき恐縮しております。
 
 本当に素敵なお祭りですね。








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